日常 3人のママの場合

旦那サン、お姉ちゃん(6歳)お兄ちゃん(3歳)末っ子(0歳)を持つ母の話です。

プレッシャー

お姉ちゃんはとってもしっかりしています。

お手伝いもかなりしてくれて助かっています。

 

そんなお姉ちゃん数日前から

『玉ねぎをみじん切りする時教えてねと。』

 

母はお料理のお手伝いしたいのかなーと思い

『いーよー』

それが甘い考えでした……。

 

 

 

今日はハンバーグだったので玉ねぎをみじん切りにする日。数日前から頼まれていたのでお姉ちゃんに

『今日玉ねぎみじん切りにするよー』

と。いつものようにマスクをして……。

(目にしみるので玉ねぎを切るときは必ずこのスタイル。特にみじん切り。)

 

そんなマスクの準備をしようとしている私にお姉ちゃん。

『マスクまだしないで。チョット玉ねぎ借りるね』

と。玉ねぎを冷凍庫に入れました。

おそらくそれから15分後。

 

冷たくなった玉ねぎを渡してくるお姉ちゃん。

そして一言

『玉ねぎって冷やせば目にしみないんだって‼‼だからマスクしなくても大丈夫だよ。』

と悪魔の囁きを。

 

そんな事言われたら母、マスク出来ません。

勿論冷やせば多少目にしみない事は承知済み。

しかしこちらには切れ味の良くない包丁……。

ためらってる母にお姉ちゃんは

『大丈夫だよ。切ってごらん』

と。

これはもう切るしかないですよね。

少し切った所でヤッパリ目にしみてきた母。

お姉ちゃんを見ると

笑顔と言う名の無言のプレッシャー。

 

ひたすらに涙と鼻水を我慢して最後まで切り終えました。

切り終えた瞬間にトイレに駆け込みそっと涙を拭った母でした。